ふじのくに防災学講座

ふじのくに防災学講座に参加してきました。

今回は、「今こそ行うべき家庭におけるLCP(生活継続計画)作り」静岡文化芸術大学、中野民雄教授が講師でした。

企業向けの事業継続計画(BCP)は知っていましたが個人版であるLCPは初めて聞いた言葉でありました。

その中で印象に残ったのは非常食・水はよく言われることだが小銭(1,000円札10枚)帽子を準備しておきたいとのこと。特に女性は恥ずかしさと精神的苦痛を緩和してくれるので帽子を用意しておくとよいそうです。

寝床に置いておくものとしては靴とその中にホイッスルが必要だそうです。能登の地震でも自分の居場所を伝達するのにホイッスルは有効であったとのことです。

普段寝る部屋に家具等がある場合、震度7の地震であればほぼ倒れてくるので家具等の配置見直し、転倒防止措置が必要だそうです。我が家も家具は突っ張り棒や壁に鎖で留めているが効果が薄いようです。

防震ゴムやL字金具を使って、下地との固定が有効といわれていたので早い内に対策したいです。

 

大地震は「対岸の火事ではない」

南海トラフ地震は能登地域よりも確率が高いといわれています。数年以内に必ずくるととらえて防災意識を更に高めてまいりたいです。「家族の命は家族で守る」心に刻んでいきたいです。

松下